ジョングクのブログはじめました。

BTSジョングクの黄金パウダーにかかった人

僕たちは一緒だから

 

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人々はジョングクを黄金マンネと呼び、なんでもできて完璧だと言う。もちろん黄金マンネという呼び名は当てはまっている。ポテンシャルが高く、何をやらせてもほとんどのことを上手にこなす。ステージに立つジョングクはいつだって黄金のオーラをまとい、眩しいくらいにキラキラと輝いている。だけど、決して完璧ではない。

 

とても整った綺麗な顔なのに自分の外見に関心がなく、いまだカメラに撮られることが苦手だったり、スタイルがいいのに私服はよくどこかズレている。運動大好きな筋肉の塊で、自分の顔は顎がシャープなほうがいいと言いつつ、食べ物に目がなくて基本的に口がもぐもぐ動いている。うさぎとマルチーズみたいなかわいい顔をしたマンネだけど、愛嬌はそんなに振りまかない。カエルに話しかけたかと思えば小さな毛虫を可愛いと言い、道端の犬と喧嘩もする。メンバーみんながSNSに姿を現しても1人音信不通な状態もよくあるお話。とっても負けず嫌いなのに負けを気にせずのんびりしながらお兄ちゃんたちを見て笑っている日もある。

ステージでは、どれだけのパフォーマンスをしても満足せず、足りない部分に目を向けて少しの失敗も許さない。完璧主義なのにどれだけ頑張っても自分を完璧とは呼ばない。そして、ある時は自分が笑ってもいいのかと悩んでいたことを打ち明けたり、またある時は自分のことを結構やらかす末っ子だと恥ずかしそうに笑ったりもしていた。

 

どこを探したっていないビジュアルなのに、神様がくれた奇跡みたいに特別なのに、どこにでもいそうな普通の男の子のような不思議な空気をもつ君。

 

きっと完璧なんてこの世に存在しないのだろう。どこか足りないからこそ惹かれたり、完璧ではないから愛おしく思ったりもする。だから完璧じゃなくていい。ジョングクもジョングクのままでいい。ずっとそのままでいてほしい。

 

 

 

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JUNG KOOK: 僕の行動や考え、夢、目標、それから大切に思っていること、やりたいことなどが、状況に応じて変わり続けていきますね。

ジョングクはそう言うけど、根っこの考えはずっと変わらないように思う。わたしが知ってるジョングクは、優しくて、真っ直ぐで、少し欲張りで、強いのに脆そうな愛おしい人。今回のインタビューを読んでもやっぱりそんなジョングクだった。

 

 

ファンに会ったら、どんなところを見せたいですか。
JUNG KOOK: 具体的には、特に考えていないんですが、以前のライブを見てみると、表情が不自然だったり、ダンスも完璧ではないところがかなり目につきました。こういうところを補い続けて、最終的にはファンの皆さんが僕を見た時、ステージいっぱいのオーラとカッコよさが感じられたらいいなとは思います。

最近、活動している自分の姿には、満足されていますか。
JUNG KOOK: いいえ、100パーセント満足してはいません。最近、「Dynamite」でステージに立ち、パフォーマンスを披露しましたが、僕の足りない部分がずっと目に入ってきました。

わたしはもう十分にジョングクのステージいっぱいのオーラとかっこよさを感じているのに、本人はまだ足りない部分があると言う。わたしたちには100%に見えても、ジョングクにとってはあそこがダメだった、あそこを失敗したと常に足りない所を悔しがり時には涙も流す。いつだったか今後も100%満足するものはないだろう、と話していたことも思い出す。ジョングクは努力することにどこまでも貪欲で、情熱を燃やして向き合う人だ。

 

『情熱なくして生きるより死んだほうがマシだ』ジョングクの座右の銘であり、この言葉は彼の腕にも刻まれている。どんな想いで刻んだのかはわからないけど、きっと彼にとって身体に刻み込むほど大切な想いなのだろう。そんな所からも彼の本業である音楽に対する覚悟を感じる。

 

 

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JUNG KOOK: 僕は、ダンスもそうですし、歌もそうですし、しかも曲作りも、抜群にうまい方ではないんですね。いつも中途半端だと思っています。でも、自分なりの色はあると思っていて、静かに、静かに人々にゆっくり一歩ずつ近づいていって、「僕はこんな人です」って伝えたいと思ったりして。まあ、はい、そうなんです(笑)。

 

自分の歌やパフォーマンスを客観的にモニタリングしたら、自分がたいぶ変わったということが確認できるのではないですか。

JUNG KOOK: だいぶ変わりましたね。声がだいぶ変わって、身長や骨格、顔の形といった見た目が全体的に変わりました。最初は何もかもぎこちなかったんですが、しばらくして「ジェスチャーは少しよくなったな、でもダンスはまだオーソドックスすぎる」と思って、またしばらくしたら「ダンスはよくなったし、ジェスチャーも悪くないのに、表情が不自然だな」、またしばらくすると「表情はいいけど、あ、インパクトがない」(笑)という風に、だんだん変わってきたと思います。

ジョングクは自分のことを中途半端だと言うけど、ゆっくりゆっくり、少しずつ変わっている。出会った当初からなんでも上手だったジョングクはカムバックする度に、コンサートの度に、少しずつ新しい姿を見せてくれ、わたしはいつもドキドキしていた。単に歌やダンスのレベルが高くなっただけではなく、曲にあわせた表現力が増していき、歌詞の一つひとつにも言葉の呼吸を感じる。表情1つ取っても魅せ方が変わったし、指先までもが美しい。

ジョングクは、そうやって変わっていく中で振り返ってみても、自分自身はいま必要なことを考えるだけでどれだけ素晴らしくてもよくやったと思わないと話す。少しくらい自惚れたっていいのに。少しくらい大きい顔をして自慢したっていいのに。ジョングクはそういうことを全くしない。そんなところもやっぱりジョングクらしくて胸がキュッとする。

 

 

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BTSとしてものすごい成功を収めたにも関わらず、何か頑張ってもっと伸びたいと思う理由は何でしょうか。
JUNG KOOK: まず、僕がどんな人で、どんな風に話して、振る舞いはどうで、どんな歌い方をしているかを人々に発信したいです。その後では、自分のやりたいことをやって認めてもらい、人々に「あいつ、本当にカッコいいやつなんだ」って少しずつ知ってもらい、また地道にステップ・バイ・ステップでやっていきたいです。そうして一人の人間としてのJUNG KOOK、その人として認められたいです。

あぁ、やっぱりジョングクは変わってない。わたしの大好きな2年前のVライブでもジョングクは同じようなことを話していた。

 

『自分の人生に役立つようなことだけをして、誰が見てもかっこいい人でありたい。』『30歳の自分を想像したとき、その理想の姿になるためには今どれだけ努力するかによって変わってくる。』

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こんな風に話してくれたことを覚えているだろうか?きっとあの日からまた色んな経験をして、その理想に一歩一歩近付いてるジョングク。少しずつステップアップして、色んな物事や人にゆっくり歩み寄っていく。そう、ジョングクのペースでいいんだよ、大丈夫だよ、と言ってあげたくなる。

 

 

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BTSとしてものすごいことを成し遂げても、さらに証明したいと思うエネルギーはどこから来るのでしょうか。
JUNG KOOK: 心がそう言っているような気がします。BTSにはメンバーもいて、事務所もあって、ファンの皆さんがいるからこそ、ここまで来られました。ただ、自分一人でも認めてもらえるんだろうかということは、気になります。それで、一回一人で身を投じてみたい気持ちはあります。やってみたいことも多いですし、成し遂げたいことも多いですし。

今年公開された映画BreakTheSilenceでジョングクは自分のことをBTSじゃなかったらダメ人間になっていた、1人じゃ何もできないし幸運だったと思うと話していた。以前もどこかで自分には何もないと話していたことを覚えてる。そんな風にジョングクは時折不安そうな言葉を漏らす。

 

WeverseでのBreakTheSilence Docu-Seriesではこんなことも話していた。

『今のように有名な僕ではなく、本当におじさんになった時、僕のそばに残ってくれる人は誰だろう?でも、必ずアミと打ち明けたい。あの時の僕たちはどうだったかって。かっこよかったのか。1人の人間としてはどうだったのか。』

ジョングクがアイドルとして、1人の人間として、どれほど魅力的なのかを今すぐにでも伝えたい。だけど、それができないのなら、その時にはいっぱい伝えたい。もういいよと呆れられるほどジョングクがどれだけ素敵な人で、世界中の人を癒したり勇気づけていたか。いつかそんな日がきたら、わたしたち笑いながら朝までいっぱい話そう。

 

 

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では、だんだん発展していって、JUNG KOOKさんがたどり着きたい理想の姿は何でしょうか。
JUNG KOOK: 本業がめちゃくちゃうまい人(笑)。そういう人は、他のことをしてもカッコよく見えますよね。僕にはまだ足りないところが多いです。もっと頑張って、自分の歌に自身が持てて、それとも自分のダンスやパフォーマンスに自信が持てて、そういう部分が全部伸びたら、何かもっとアピールできたり、引き出せるんじゃないかと思います。僕個人よりBTSの方がずっと大事で、ずっと大切なので、一人で何かをしたいわけではないです。ただ、会場を埋め尽くした観客の前で僕一人でも3時間、4時間と引っ張っていけるほど成長できたらと思います。

本業の音楽がとても重要になりますね。
JUNG KOOK: 何となく、自分が手放してはいけないものだ、と思っています。飽きても、本当に聴きたくなくても、面倒でも、常に身につけて生きていかなければならないような。僕は将来もずっと音楽を続けたいです。本当に遠い将来になると思いますが、音楽で必ず証明して見せたいです。

いつもやりたいことの多いジョングクが個人よりグループのほうがずっと大切という言葉を口にしたこと。それはお兄ちゃんたちが大好きだからわかっていたことだけど、どこかわたしをホッとさせた。そして、音楽を自分が手放してはいけないもので、将来もずっと続けたいと言ってくれたことが何よりも嬉しかった。自分の人生にこれからもずっとジョングクの音楽が寄り添ってくれるのかもしれないと思うと、これ以上の幸せはない。

 

 

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JUNG KOOK: そうですね…。僕たちは、7人じゃないですか。この7人が、ずっと前に向かって走っていくとします。そしたら、きっと7人のうち一人ずつ疲れてペースが落ちていくはずです。でも、一緒に走っている人が一人ずつ多くなるほど、誰かが疲れた時、引っ張ってあげることができるじゃないですか。そういう感じなんです。あの当時から今まで見守ってくださった、僕たちを応援してくださった方々がいたからこそ、僕たちのことを好きになってくれる方々も増えていって、またその方々が僕たちを引っ張ってくれているのではないかと。それで、ただただ、ありが…、ありがとうの一言に尽きますね。本当にあの頃の僕たちを(笑)好きになってくれて、今までずっと好きでいてくれたなら、応援してくださるのなら、僕たちが恩返しできる方法は、音楽とパフォーマンスで僕たちのことを伝えることです。だから、僕が苦手なことも(笑)頑張ろうと思わせてくれる皆さん。いつもとても感謝しています。

ジョングクは音楽とパフォーマンスで答えてくれる人、わたしはずっとそう信じてる。口下手で感情表現も得意じゃない不器用なジョングクだけど、絶対に音楽とパフォーマンスで心を伝えてくれる。その心に込められているのは、ファンへの愛と感謝だ。

 

ジョングクは今でこそインタビューなどでもよく喋るようになったけど、大抵端っこでお兄ちゃんたちの話をニコニコポヤポヤしながら聞いていることが多い。SNSもあまり呟かないので、正直何を考えているのかよくわからない時期もあった。だけど、そんな時も歌って踊るジョングクを見ると、彼の想いが音楽を通して全て伝わってきた。わたしはジョングクのそういう所もすごくすごく好きだ。これからもその想いをちゃんと感じ取れるファンでいたい。

 

 

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InTheSoopではコロナでファンに会えない時期について、ジョングクはこう話していた。『今この瞬間が全てチャンスだと思ってる。ファンの皆さんに会えるまで待ちながら、できるだけ色んな所が変わった自分を見せるために、今この瞬間を無駄に過ごさないように頑張っている。』

2020年はコロナにより多くの人の生活や様々な状況が変わった。もちろん彼らもその1人だ。そんな状況でもジョングクは言葉通り色んな新しい姿を見せてくれた。Dynamiteでの活動、ON:Eコンサートのソロステージ、LifeGoesOnのMVの監督など新しいジョングクにたくさん出会えた。

ジョングクはどんな状況でも与えられた環境でできる最大限のことをしようと努力する。そういえば足の怪我をしてしまった時も、踊りができないなら歌を頑張ればいいと気持ちを切り替えて素敵な歌を届けてくれた。ジョングクはいつだってピンチをチャンスに変えることのできる人なんだ。

 

 

こういった状況の中、先日ビッグニュースがまた届いた。グラミー賞ノミネートとLifeGoesOnのビルボードHot100の1位。正直もうよくわからない位置にまできてしまった気がして、ファンのわたしですら時折怖くなる。でも、彼らは求められるものが増えて期待が大きくなっても、変わらず7人でずっと踏ん張ってきた。喜びも悲しみも、苦しみも幸せも、いつも7人は一緒に分け合った。そして、その感情をわたしたちファンにもいつも正直に見せてくれて、分け合ってくれた。だからこんなにも7人のことを信じられるんだと思う。誰に何を言われてもわたしはずっと彼らだけを信じてきたし、その気持ちはこれからも変わらない。

 

先日のMAMAで話してくれたジョングクの言葉も胸に響いてる。『皆さんと出会って、皆さんの真心、そして色んな感情がこもった想いや愛、そういったものを教えてくれて、僕たちの心の中にあったものを気付かせてくれたんだと思います。』お互いの真心が伝わり合って、良いシナジー効果が生まれて、またさらに分かり合えたわたしたち。こうやってお互いに良い関係でいられることが嬉しくて、心地良くて、幸せだ。

 

 

わたしにはもう一つ、ジョングクがくれた心地良くて安心できる言葉がある。

『アミが会いたい時にいつでも来ていいし、離れなくちゃいけない時、あるいは離れたくなった時、いつでも離れても大丈夫です。でも、これだけは覚えていてください。僕はいつだってこの場所にいます。』(2018Diconインタビュー)

いつもアミのことで頭がいっぱいで、アミの幸せを願ってくれて、僕を生かしてくれる人はアミだと言ってくれて、僕はいつだってここにいると、大きな愛をくれる。わたしたち焦らなくていいんだ。人と比べずにそれぞれのペースで、それぞれの距離感でいい。ジョングクはいつだってその場所にいてくれるから。

 

そんなジョングクにも覚えていてほしいことがある。

 

君がどれだけ自分に厳しくて、自分に満足できなくても、今日もただ元気にあのかわいい笑顔で笑っていてくれるだけで、幸せだと思う人が世界中にたくさんいるということを、どうか覚えていて。君と繋いだ手は絶対に離さない。だからこれからも安心してやりたいことをやって、何も恐れずに堂々と前に進んでね。

 

『僕たちは一緒だから』

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抜粋インタビュー全文

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